チャンネルアートは自身のチャンネルページの上部に表示される画像のことで、チャンネル登録者を増やすのに必要不可欠です。
ところが、いざチャンネルアートを作るとなっても
「チャンネルアートのサイズが合わない」
「Photoshopなどの難しい知識なしでチャンネルアートを作ってみたい」
「どんなデザインのチャンネルアートにすればチャンネル登録者数が伸びるのか…」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「無料で使えるツールで登録者数が伸ばせる、かつノンデザイナーでも作れる効果的なチャンネルアート」をキャプチャを交えながら紹介していきたいと思います。
この記事を読めば、チャンネルアートのデザインで悩むことはなりますし、登録者数を効率的に伸ばしていくことも可能です。
この記事を読まなかったために、「早く知っていれば登録者数が伸びていたかもしれないのに…」と公開しないようにしてくださいね。
【この記事を書いた人】
You Tubeマーケッター・オサム
起業家・フリーランス向けにYou Tubeの活用術を発信している。
2016年からYou Tubeを始め広告収入で月49万円、毎月500万円の売上を出すYou Tuberのプロデュース業など数多くのチャンネル運営に携わってきた。
小さなチャンネルでも売上を10倍にするSmall You Tube Marketingの創設者でもある。
絶対に押さえるべき!チャンネルアートで一番重要なこと
魅力的なチャンネルアートを作成するうえで何よりも重要なポイントがあります。
それは、お洒落さやデザイン性ではなく、「ひと目で分かりやすいこと」です。
この「ひと目で分かりやすいこと」というのは、YouTubeの公式が出している、「YouTube Creator Academy」というサイトに載っています。
※YouTube Creator Academyとは、YouTube公式が運営するユーチューブクリエイターを育てる無料のWebスクールのこと。
その中のチャンネルアートの項目「チャンネルのブランドを確立する」には、以下の文言があります。
つまり、デザインのお洒落さよりも、「この動画は何を教えてくれるのか?」「どんな動画が配信されているのか?」という、ひと目で分かりやすいチャンネルアートを作成することが一番重要になってくるのです。
YouTubeチャンネルアート作成の5つのポイント
チャンネルアートの重要なポイントを確認したところで、実際にYouTubeのチャンネルアートを作成するうえでのポイントを見ていきましょう。
ポイントは以下の5つ。
- チャンネル名
- キャッチコピー
- ロゴ
- 背景画像
- 配信頻度
この5つが入っていれば、チャンネルアートは完成しますし、登録者数が伸びるチャンネルの王道パターンになります。
例えば、100万人を超える登録者数の「たすくこま」さんのチャンネルアートを見てみると…
先ほどの5つのポイントがきっちり押さえられているのが分かります。
この5つのポイントは、重要度が高い順に並べており、この中でも一番重要なのが「チャンネル名」と「キャッチコピー」になります。
まずは、ご自身のチャンネルの特徴を押さえた言葉を決めていくこと。
逆に言えば、この言葉が決まれば、デザインもどんどん決まってくるはずです。
また、5つ目の配信頻度については、先ほどの「YouTube Creator Academy」でも
チャンネルアートには「多くのクリエイターはここにスケジュールを書き入れています」とあります。
どのタイミングで配信されるかというのがわかれば期待感を煽れますし、毎週水曜日になれば動画が更新されるなと、ファン化を起こしやすくなっていきます。
YouTubeのチャンネルアートの作成方法
では実際に、無料ツールである「Canva」を使ってチャンネルアートを作成していきましょう。
STEP1.Canvaでチャンネルアートのテンプレートを選択
Googleなどの検索で「Canva」に飛びます。
※「Canva」は無料で使用できるツールなので、必ず登録しましょう。
上部の検索画面で、「YouTube」と検索します。
すると、「YouTube チャンネルアート」と出てくるので、クリックします。
以下のように、様々なテンプレートが出てきますので、ご自身のお好みのテンプレートをクリックしてください。
以下のように、「チャンネル名」・「キャッチコピー」・「ロゴ」がデフォルトで入っています。
STEP2.チャンネル名とキャッチコピーを入力する
ご自身の「チャンネル名」と「キャッチコピー」を入力します。
フォントは以下のように変更することも可能ですので、ご自身のイメージにあったものを選ぶといいでしょう。
STEP3.ロゴを入れる
続いてロゴを入れます。
デフォルトのロゴは、イメージと合わないと思いますのでご自身に合ったものを使用します。
左側の「アップロード」→「メディアをアップロード」をクリックして、画像を選択します。
今回はYouTube集客講座のチャンネルのため、YouTubeのロゴを入れてみました。
サイズや場所を調整します。
ロゴの代わりにご自身の顔写真を入れると、顔でチャンネルを覚えてくれるのでとても有効です。
STEP4.背景画像を設定する
続いて、背景画像を設定していきます。
先ほどと同様、左側の「アップロード」→「メディアをアップロード」をクリックして、画像を選択します。
画像を背面に設置するため、画像のところで右クリックし、「最背面へ移動」をクリック。
チャンネルアートのサイズに画像を合わせます。
場合によって、チャンネルカラーを出すために背景の手前に色味を入れていきます。
左側「素材」→図形の四角形をクリックします。
こちらもチャンネルアートのサイズに合わせた上で、右上の透過度を調整します。
これで背景にチャンネルカラーの統一感が出ますね。
背景に合わせて文字色も変更が可能です。
上部の「A」のアイコンをクリックして、文字色を選択してください。
STEP5.配信頻度を入力
次に、左側「テキスト」→「本文を追加」をクリックし、配信頻度を入力していきます。
適宜、文字の背景を追加していきます。
左側「素材」→図形の四角形をクリック。
四角形のカラー変更は、上部「アニメート」の左側のアイコンをクリックすることで可能です。
STEP6.テンプレートに合わせて配置を整える
チャンネルアートは、デバイスによって表示されるサイズが異なります。
そのため、一番小さいスマホサイズに合わせて調整が必要になります。
チャンネルアート用のテンプレート画像をアップロードして、画像を挿入後、サイズを合わせます。
このままだと作成した画像が隠れてしまうため、透過度を調整します。
先ほど作成したチャンネルアートとテンプレート画像を見比べてみると、ロゴ(この場合は自身の顔画像)や文字がはみ出ているのがわかりますね。
以下のようにスマホサイズにおさまるよう、位置を調整・縮小していきます。
これで調整が完了しました。
もう一度テンプレートを重ねてみても、きちんと枠内におさまっているのが確認できます。
これで画像は完成したので、保存します。
右上「ダウンロード」→さらに「ダウンロード」をクリック。
保存した画像をYouTubeにアップロードしていきます。
STEP7.YouTubeにアップロードする
YouTubeにログインした状態で、右上のアイコン→「チャンネル」をクリック。
「チャンネルのカスタマイズ」をクリック。
「ブランディング」→バナー画像の「アップロード」をクリック。
先ほど保存した画像を選択し、「完了」をクリック。
「公開」ボタン押下後、「チャンネルを表示」をクリック。
以下の通り、チャンネルアートが公開されました。
こうしてみると、はみ出る部分もなく、とてもいい感じに仕上がっていますね。
まとめ
今回は、チャンネル登録者数を増やす上で必須のチャンネルアートについて紹介しました。
デザイン性よりも、「ひと目でわかりやすい」というのが一番重要なポイント。
まずは、「チャンネル名」と「キャッチコピー」を決めて、わかりやすいチャンネルアートを作成してきましょう。
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