ネットで調べるとたくさんの動画編集アプリがあり、
「どれを使っていいかわからない…」
「やたら広告が多くて使いづらい…」
「商用利用NGなアプリもある…」
と悩んでしまいますよね。
趣味で使うのであれば、どの動画編集アプリを使ってもいいです。
ですが、ビジネスでスマホで手軽に利用したいのであれば「VN」という動画編集アプリ一択ですね。
「VN」は、無料で使えてスマホ一台で簡単に、そして商用利用も可という優れものなんです!
そこで今回は、動画編集アプリ「VN」の使い方や、実際に動画編集する手順をキャプチャを使って分かりやすく説明していきます。
この記事を読めば、初心者でもバッチリ動画編集ができていきますので、最後まで読んでみてください。
【この記事を書いた人】
You Tubeマーケッター・オサム
起業家・フリーランス向けにYou Tubeの活用術を発信している。
2016年からYou Tubeを始め広告収入で月49万円、毎月500万円の売上を出すYou Tuberのプロデュース業など数多くのチャンネル運営に携わってきた。
小さなチャンネルでも売上を10倍にするSmall You Tube Marketingの創設者でもある。
なぜ「VN」がビジネス利用に最適なのか?
なぜ「VN」がビジネス利用に一番オススメなのかというと、ずばり以下の3つ。
無料で使える動画編集ソフトで、「CapCut」というアプリがありますが、商用利用NGとなっています。
めちゃくちゃ優秀なアプリなのですが、あくまでも趣味で動画編集する人向けになっています。
あとは、色々な人がオススメしている「VLLO」というアプリがありますが、広告が多いのと有料課金しないと使えない機能が多いので、僕個人としてはあまりオススメできません。
その点、「VN」はそこまで広告は多くないですし、無料で使える機能がたくさんあります。
これらのことから、ビジネスで動画編集をする方で手軽に使いたいのであれば、「VN」を使用していけば問題はないでしょう。
ただ、「VN」でも1点だけ著作権に若干引っかかるところがあります。
それは、
ということです。
実際に英語が得意な友人に頼んで、「VN」の公式に問い合わせたところ、
「テロップなどは使ってもいいけど音楽は商用利用しちゃダメ」という回答が返ってきました。
こちらの意味を要約すると
そのため、著作権フリーの曲を外部からどうやって入れていくか?ということも含めて動画の編集方法を紹介していきたいと思います。
動画編集アプリ「VN」の編集方法は5ステップ!
まずは「VN」開いていきます。
下の「+」→「新しいクリップ」をタップ。
編集する動画を選択し、右下の「→」をタップすると編集画面に遷移します。
STEP1.フィルタを決める
まずは動画のフィルタを決めていきます。
フィルタは、動画の雰囲気や明るさを調整するものになります。
編集画面の下にある「フィルタ」をタップします。
美しさや自然など、様々なフィルタがありますので、ご自身の動画の雰囲気にあったものをチョイスするといいでしょう。
「強度」を調整することで、フィルタのかかり具合も調整することが可能です。
STEP2.NGシーンをカットする
続いて、NGシーンをカットしていきます。
これについては、その都度見て行くしかないのですが、NGシーンの始まりのところで下の「分割」をタップします。
すると、下記のように動画が2つに分かれます。
さらにNGシーンの終わりのところで下の「分割」をタップします。
すると、動画が3つに分割されるので、NGシーン部分をタップし、「削除」をタップ。
これで、NGシーンをカットすることができました。
ちなみに最後にある、「VN」と入っていますが、「削除」で消してください。
STEP3.テキストを入れる
続いてテキストを入れていきます。
喋りはじめの場所を選択して、左側「T」マークをタップ。
字幕は、基本的には「Standard」を選択しておけばいいでしょう。
動画を拡大して喋りはじめの場所を細かく確認したい場合は、スマートホンの拡大の要領で動画を細かく刻むことが可能です。
セリフを入力していきます。
デフォルトの文字の色は白なので、背景と同化して見にくいこともありますよね。
その場合は、カラーパレットのアイコンをタップすると、文字色や背景色の設定だったり、囲み文字などテキストの装飾が可能です。
これで簡単にテキストを入力することができました。
また、テキストはタップしながら簡単に移動可能です。
テキストの時間帯は、先ほどの「T」をタップして、テキストの緑のバー部分を動かして調整します。
もし同じような字幕にしていきたい、ということであれば、以下の通り緑のバー部分を伸ばし、いらない部分は、NGシーンのカットと同様に「分割」「削除」すれば一発です。
STEP4.BGMを入れる
前述したとおり、BGMについてはちょっとしたポイントがあります。
まずは、左側の音符マークをタップし、「ミュージック」を選択します。
ここで注意点があります。
BGMについては、著作権フリーで高品質なBGMを提供している「Bensound」というサイトがオススメです。
プランは無料と有料があり、有料の場合はクレジット表記をしなくてもいいなどの条件が変わります。
無料で使っていくのであれば、左側のフリープランを選択すればいいでしょう。
動画に挿入したいBGMをダウンロードしたら、右上のダウンロードマークをタップ。
以下の通り、BGMを「VN」へ送ります。
初めての時はフォルダを作成する必要がありますので、「新規作成」をタップし、タイトルを入力後、「チャンネルを作成」ボタンをタップ。
無事、「VN」にBGMを格納することができました。
先ほどの動画の画面に戻り、左側の音符マークをタップし、「ミュージック」を選択します。
マイミュージックを選択し、先ほど作成した「BGM」フォルダをタップ。
格納されているBGMの右側「使用」ボタンをタップ。
ここで、ボリュームなどの設定もできます。
右下のチェックをタップすると、動画にBGMが挿入されます。
STEP5.効果音を入れる
効果音についても、BGMと同様、アプリ内にデフォルトで入っているものは著作権違反になってしまうため使用できません。
必ず、自身でダウンロードした効果音を使いましょう。
効果音のダウンロード方法や「VN」への格納方法は、BGMの時と全く一緒です。
効果音については、著作権フリーの「効果音ラボ」というサイトがオススメです。
こちらのサイトはブックマークしておくと便利でしょう。
効果音を入れたい場所で左側の音符マークをタップし、「効果音」を選択します。
「マイバック」を選択し、挿入したい効果音を選択し、「使用」をタップすると、効果音が挿入されます。
効果音のボリュームを調整したい場合は、効果音のバーをタップし、「ボリューム」をタップ。
ボリュームを調整後、右下のチェックマークをタップをして完了です。
動画内に画像を入れたい場合…
編集画面で、「クリックしてレイヤーを追加」をタップし、「材料」を選択。
「写真」から挿入したい画像を選択。
動画内に画像を挿入することができました。
画像の表示時間も、画像のバーを動かすことで調整できますし、画像の大きさや位置もタップして簡単に変更可能です。
「VN」にはもっと色々な機能がありますが、これらの基本の操作を覚えていればバッチリかと思います。
最後に書き出して完了です。
右上「書き出す」をタップ。
書き出し設定の際、解像度の項目は「720p」を選択しましょう。
これ以上大きくなると、動画自体が重くなってしまいます。
さらに「書き出す」ボタンをタップし、「保存のみ」ボタンをタップして、保存完了です。
保存された動画は、カメラロールの中に格納されます。
今後も「VN」がオススメとは限らない
今回は、動画編集でおすすめな「VN」の使い方や、なぜ「VN」がいいのかの理由について見ていきました。
ただ覚えておいて欲しいのは、
「無料には無料の理由がある」
ということです。
今回は、2021年現在のオススメをさせていただきましたが、「VN」も
- 運営者の方針が変わったらたくさん広告が出てくるかも?
- 利用規約が変わって商用利用するならクレジット料を払わなくてはいけなくなるかも?
など、規制がこれからかかってくる可能性もあります。
そのため、新しい情報が入りましたら、当ブログでも紹介していきたいと思います。
ただ、僕個人的には、ビジネスをやるのであれば、動画編集アプリは課金するくらいの気持ちでやっていった方がいいとは思いますね。
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