「YouTubeのタグってどんな効果があるの?」
「タグはどんなキーワードを入れればいいかな…」
「他人のタグが見れないけど見る方法はないかな…」
YouTubeには、「タグ」という機能がありますが、どんな効果があるのか、どんなキーワードを入れたらいいのか、悩んでしまうことも多いですよね。
僕もYouTubeを始めた時は、「タグ」と「ハッシュタグ」の違いもわからない時期がありました。
現在はYouTube歴5年を超え、数多くのYouTuberさんをプロデュースしていますが、皆さんには「タグはきちんと設定してください」とお伝えしています。
その理由は、タグを設定することで動画の再生回数も増えていく可能性があるから。
そこで今回は、YouTubeの「タグ」について効果的な使い方や設定方法をご紹介していきます。
この記事を読めば、タグのキーワード選定や設定方法に長時間悩むこともなくなり、YouTubeチャンネルを伸ばしていくことも可能です。
是非、最後まで読んで一緒にタグを設定していきましょう。
【この記事を書いた人】

You Tubeマーケッター・オサム
起業家・フリーランス向けにYou Tubeの活用術を発信している。
2016年からYou Tubeを始め広告収入で月49万円、毎月500万円の売上を出すYou Tuberのプロデュース業など数多くのチャンネル運営に携わってきた。
小さなチャンネルでも売上を10倍にするSmall You Tube Marketingの創設者でもある。
そもそも「タグ」って何?
タグとは、YouTube側に動画の内容を認識してもらう機能のこと。
動画をアップロードする際に、タグという欄がありますが、ここに任意のキーワードを入力します。

タグは、視聴者が見ることはできません。
あくまでも、YouTube側が必要な情報であり、視聴者が見れなくても問題はないからですね。
動画を投稿すると、YouTube側はどんな動画なのかAIで分析していきます。
しかし、その技術も”完璧”というわけではありません。
そのため、YouTube側もタグを参考にしながら「この動画はどのような動画なのか?」を見極めていきます。
この分析の結果、以下のようなことが起きていきます。
- 関連動画に自分の動画が載る
- YouTubeの検索結果に自分の動画が上位表示されやすくなる
「タグ」と「ハッシュタグ」の違いは?

YouTubeには、同じような名前の機能に、ハッシュタグというものがあります。
タグは”YouTube側”にアプローチするのに対し、ハッシュタグ は”視聴者側”にアプローチするもので、全く違う機能になります。
この2つの違いについては、以下の記事で詳細に説明していますので、ご参照ください。
「タグ」の効果的な付け方と注意点
タグは、YouTube側に認識してもらう機能ということがわかりました。
ここで留意しておきたいのが、タグの役割はそこまで大きくはないということです。
タグの入力欄には、以下の文言が記載されています。

このように、YouTube公式が明示していることから、タグはあくまでも「サポート的な役割」でしかありません。
また、YouTubeのヘルプページにも、以下のような記載があります。

タグよりも
- 動画のタイトル
- サムネイル
- 説明
などのメタデータの方が重要な役割を果たすとあります。
これらのことから、どんなキーワードを入れるかなどで、タグについて長時間悩む必要はなく、
それよりも、動画のタイトルやサムネイルなどのメタデータをしっかりと押さえていく必要があるでしょう。
「タグ」の効果的な使い方
効果的なタグの付け方には、以下の4つのポイントがあります。
- 最初のタグに一番重要なキーワードを入れる
- 人気動画のタグを利用する
- ビッグキーワードを入れる
- 具体的なキーワードを入れる
①最初のタグに一番重要なキーワードを入れる
YouTubeは、動画に付けられた最初のタグを最も重視しているという説があります。
YouTube公式が出しているタグのチュートリアル動画では、
「公開する動画にとって最も意味のある言葉やフレーズを使ってください」と言っています。
そのため、1番最初のタグには関連動画検索で1番狙っていきたいキーワードを入れていくことが大事になっていきます。
以降のタグは、重要な順に並べていくといいでしょう。
②人気動画のタグを利用する
次に、あなたが狙っているキーワードの中で、上位表示されている人気動画に付いているタグと同じものを付けます。
同じタグをつけることで、関連動画に表示されやすくなり、再生回数が増える可能性があります。
タグは、YouTube上に表示されませんが、クロームの拡張機能「Tags for YouTube」で確認することができます。
Google Chromeの右上「︙」→「設定」→「拡張機能」→「Chromeウェブストアを開きます」をクリック。
検索画面で「Tags for YouTube」と検索→「Chromeに追加」をクリック。

この機能が有効になっていれば、動画の説明欄の最下部にタグが表示されます。
③ビッグキーワードを入れる
狙いたいキーワードより、漠然としたビッグキーワードも入れるといいでしょう。
あなたの動画が、どのような内容のものなのかYouTube側がより理解することができます。
④具体的なキーワードを入れる
広範囲なキーワード以外にも、具体的なキーワードを入れるといいでしょう。
「タグ」を付ける上での注意点
タグを付ける上で注意点も押さえておきましょう。
注意点については、すでにYouTube公式がきちんと示しています。

タグは特に上限はなく、いくつでも設定可能ですが、大量のタグを付けることは推奨されません。
YouTube公式にもあるように、大量のタグを付けると、スパムと見なさされる可能性が高まります。
場合によっては、動画の削除などペナルティを受ける可能性があります。
スパムを見なされないようにするには、タグの個数は10〜15個程度がいいでしょう。
「タグ」の設定方法
では、実際にタグの設定方法もご紹介します。
新規アップロードの場合
YouTubeにログインした状態で、右側のカメラマークをクリック→「動画をアップロード」をクリック。

「フィイルを選択」から動画をアップロードしていきます。

タグは、「動画の詳細」の「全て表示」をクリックした下の方にあります。

各タグの後には「カンマ」を入力することで区切ることができます。

既存の動画にタグを付ける場合
YouTubeStudioの「コンテンツ」→該当の動画にカーソルを合わせ、鉛筆マークをクリック。

タグは、「動画の詳細」の「全て表示」をクリックした下の方にあります。

各タグの後には「カンマ」を入力することで区切ることができます。

全ての動画に同じタグを付けたい場合…
タグの一括更新も可能です。
YouTubeStudioの「コンテンツ」→左上のチェックボックスをクリックし、動画を全て選択→「編集」→「タグ」

タグを入力し、「動画を更新」をクリックします。

まとめ
今回は、YouTubeのタグの効果的な使い方や設定方法についてご紹介しました。
YouTube側に「どのような動画なのか?」を認識させる機能であることは間違い無いですが、重要度はそこまで高いわけではありません。
しかし、YouTubeの初期段階の方であれば、関連動画からの流入など、再生回数が底上げされる可能性があります。
そのため、タグに関して長時間悩んだりせず、サクッと対応していくのがいいでしょう。
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