「YouTubeチャンネルを伸ばすには毎日投稿した方がいいの?」
「毎日投稿について賛否両論があって何が正しいのかわからない…」
「毎日投稿頑張ってるけど効果が出ているかわからない…」
巷では、YouTubeチャンネルを伸ばすのに、”毎日投稿が必要!初心者は2〜3ヶ月毎日動画を投稿!”なんて囁かれていますね。
一方で、”量より質!週2〜3回でいいから質の高い動画を投稿!”との声も…。
情報が溢れすぎていて、何が正しいのかがわかりませんね。
僕自身、YouTube歴5年を超え、数々のYouTuberさんをプロデュースしてきましたが、その中で言えることは
どちらも正しいということ。
正確に言うと、あなたの参入ジャンルによって、毎日投稿すべきか否かが決まってくるんですね。
そこで今回は、YouTubeの毎日投稿のメリット・デメリットをご説明するとともに、
- 毎日投稿OKなジャンル
- 毎日投稿NGなジャンル
についてご紹介していきたいと思います。
この記事を読めば、あなたのYouTubeチャンネルで毎日投稿が必要かがわかり、効率的にチャンネルを伸ばしていくことも可能です。
是非、最後まで読んでみてくださいね。
【この記事を書いた人】
You Tubeマーケッター・オサム
起業家・フリーランス向けにYou Tubeの活用術を発信している。
2016年からYou Tubeを始め広告収入で月49万円、毎月500万円の売上を出すYou Tuberのプロデュース業など数多くのチャンネル運営に携わってきた。
小さなチャンネルでも売上を10倍にするSmall You Tube Marketingの創設者でもある。
YouTube毎日投稿のメリット
まずは、YouTubeに動画を毎日投稿をすることのメリットを挙げてみます。
①YouTubeのアルゴリズム対策になる
YouTubeが求めている動画というのは、
「ユーザーをYouTubeに長く滞在させられる動画」
です。
今はTikTokやInstagramなど、ライバルはたくさんいます。
YouTubeもビジネスでやっていますし、それらに負けないような動画クリエイターを探しているわけなんですね。
動画を毎日投稿していれば、ユーザーもYouTubeで動画を見る機会が増えます。
そしてユーザーをYouTubeにとどまらせてくれるような動画であれば、関連動画にも表示されやすくなるんですね。
また、YouTubeのアルゴリズムで重要な指標の中に、「視聴回数」と「総再生時間」があります。
これらの指標は、以下の計算式の通り、動画本数が多ければ多いほどその数が増えていきます。
毎日投稿することで動画本数が増え、その分「視聴回数」や「総再生時間」が増加していくことになるのです。
結果として、YouTubeに評価され、YouTubeチャンネルが伸びていきます。
②視聴者のファン化が進む
YouTubeを毎日投稿していれば、ユーザーがあなたの動画を見ることが習慣となり、再生回数が増えます。
結果として、チャンネル登録者を増やすことに繋がります。
自ずとYouTubeからも評価されることになります。
③バズる動画の確率が上がる
また、動画の本数が増えるほど、バズる動画が生まれる可能性があります。
一つ一つはあまり再生回数がなくても、一つの動画がバズって何万回再生ということもあり得ます。
その結果、その動画を見たユーザーが、他の動画も視聴してくれます。
チャンネル登録者を増やしていくことが可能なんですね。
④動画の撮影や編集作業に慣れ、効率化できる
どんなことでも継続すれば慣れますし、無駄な作業があれば省いたり効率化を進めることも可能です。
動画の撮影や編集作業も一緒で、最初は慣れずに苦労して時間がかかってしまいますが、
数をこなせばこなすほど作業時間も減らせますし、自分にあった作業方法を見つけることができます。
これが週に1回の投稿であれば、その分撮影や編集作業の回数も減り、作業に慣れるのに時間がかかってしまいます。
初期段階では、毎回作業を思い出すことから始めなければなりませんね。
YouTube毎日投稿のデメリット
次に、YouTubeに動画を毎日投稿をすることのデメリットを挙げてみます。
①とにかく大変
動画撮影・編集をされている方はわかると思いますが、毎日投稿というのは、想像以上にハードです。
企画・撮影・編集をする時間を確保できる人員がいれば問題はありませんが、1人でこなそうとしてもなかなかできるものではありません。
②一つ一つの動画のクオリティが低下してしまう
そして、”毎日投稿”だけが目的となってしまうと、自ずと一つ一つの動画のクオリティが下がってしまいます。
良質な企画を生み出す時間を確保できず、つまらない内容に。
そして、動画の撮影や編集もクオリティの低下が目立つようになります。
クオリティが低下すると、視聴者が求めていることと、コンテンツの内容にズレが生じ、ファン離れが起きてしまいます。
自分の首を絞め、さらにファン離れが起きるという負のループに陥ってしまうんですね。
また、YouTubeの重要な指標として、「視聴維持率」というものがあります。
これは、ユーザーがあなたの動画をどれくらい見ているか?というのを数字化したもの。
毎日投稿によって一つ一つの動画のクオリティが低下してしまうと、この視聴維持率も低下していきます。
そうすると、YouTubeから評価されなくなってしまうんですね。
毎日投稿すべきジャンルとそうでないジャンル
まず大前提として、どんなジャンルでも、先ほど挙げたデメリットへの対策が可能なのであれば、毎日投稿した方がいいです。
これは例えば、複数人でチャンネル運営をしたり、動画編集は誰かにお願いしたりなどして、企画内容や動画のクオリティを下げずに運営が可能な場合ですね。
ですが、1人でチャンネルを運営していくとなった場合、動画制作をするにしても作業量の限界があります。
そのため、どんなジャンルでも、まずはあなたが1週間で動画制作にあてられる時間を考えることが重要。
その上で、自分に合った投稿ペースを決めていくことが大事になっていきます。
自分のペースに合わない投稿頻度で動画のクオリティを下げるより、
週に1回でも定期投稿をしていくことで、あなたのYouTubeチャンネルを確実に伸ばしていくことが可能になります。
このことを踏まえた上で、毎日投稿すべきジャンルとそうでないジャンルを紹介したいと思います。
毎日投稿オススメなジャンル
これは、基本的に編集がそこまで必要ないジャンルということになります。
動画編集で1番時間がかかるのは、テロップを入れること。
上記のジャンルは、その作業がほとんど必要ないジャンルですね。
動物系であれば、犬や猫などの可愛い動画が見たいだけであって、飼い主の声をテロップ入れたりする必要もないですね。
カットだけであれば、そこまで時間もかかりません。
あなたの参入していくジャンルで、動画編集があまり必要ないようであれば、毎日投稿にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
毎日投稿オススメできないジャンル
これは逆に、編集をきちんとしなくてはいけないジャンルになります。
もちろん、動画制作に当てられる時間を保てるのであればその限りではありませんが、テロップなど編集に時間がかかるジャンルになってくるため、毎日投稿はなかなか厳しいかと思います。
ビジネス系であれば、視聴者にわかりやすく伝える必要があるため、テロップはもちろん、図やグラフなどを用意する必要があります。
ゲーム実況も、だらだらと流すYouTuberもいますが、その反対でエフェクトやテロップなど、動画を盛り上げる要素を加える作業をめちゃくちゃやっているYouTuberもいます。
他にも洋服やメイク紹介は、手元を見せるために複数台のカメラで撮っていたりするので、それをつなぎ合わせる作業も必要ですね。
これらのジャンルは、一定のクオリティを保つためにも、毎日投稿はオススメできません。
ライバルの投稿頻度も参考に
「毎日投稿が難しいことがわかった。じゃあ週に何回投稿すればいいの?」
という疑問も浮かびますね。
答えは、”ライバルチャンネルの状況次第”と言っていいでしょう。
例えば、同じステージ感のライバルチャンネルA・Bがあったとして、Aが週1回投稿、Bが週2〜3投稿だったとします。
その場合は、Bに合わせてあなたも週2〜3回の頻度で投稿していくといいでしょう。
投稿頻度もチャンネル登録者数が伸びていく要素にはなります。
ライバルチャンネルが週1回の投稿であれば、あなたは週2回の投稿にする。
その差がチャンネル登録者数の伸びに直結していきます。
もちろん、質と量の問題がありますので、バランスは大事ですが、
「ライバルチャンネルより何か強いポイントを作る」
ということが重要になっていきます。
しっかりとライバルを意識して、事前に投稿頻度を決めておくのがいいでしょう。
質と量のバランスが大事
今回は、YouTubeの毎日投稿のメリット・デメリット、そして毎日投稿オススメジャンルとそうでないジャンルについてご紹介しました。
まずは、
「動画の企画内容やクオリティを下げずに毎日投稿できる作業時間を確保できるのか?」
ということを考えてみましょう。
その結果、毎日投稿は難しい!となれば、あなたが参入するジャンルのライバルの投稿頻度を参考にしてみてください。
動画の質を落とさない程度にライバルに食らいついていけるような投稿頻度にすればいいでしょう。
質と量のバランスがとても大事です。
毎日投稿に縛られすぎて、目的を見失わないようにしましょう!
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