今回は、【実例紹介】ということで、
「9本の動画で登録者数1,000人を超えたYouTubeチャンネル」で意識したポイント
をご紹介したいと思います。
僕は普段、起業家さんのプロデュースだったり、YouTuberのコンサルティングをしています。
その中で今回ご紹介するのは、少ない労力で登録者数1,000人を超えた実例になります。
”チャンネル登録者数1,000人”といえば、YouTubeを始めたら、誰しもが最初に目指す目標の一つではないかと思います。
YouTubeを見るだけの人であれば、「登録者数1,000人を超えるなんて簡単でしょ?」と思われるかもしれませんが、実際に1,000人を超える配信者というのは全体の10~15%程度しかいないんですね。
では、なぜ一握りの人しか超えられないのかというと、それはYouTubeチャンネルの成長の仕方に理由があります。
初期段階はチャンネルが全く育っておらず、言わば赤ちゃん状態。
どんなにクオリティ高い動画を上げても、目に見える数値にならないことがほとんどです。
そのため、「このチャンネルはダメだ」となかなか継続できないことってよくあると思うんですよね。
時間をかけて撮った動画、こだわって編集した動画が全然視聴されなければ、心が折れてしまう気持ち、僕もよくわかります。
今回は、動画9本という少ない労力で登録者数1,000人を超えたという事例ですが、これはYouTubeを始める前に”あること”を徹底的に行ったことで実現しました。
少しだけレベルの高い内容になるかもしれませんが、専門的な知識を手に入れて、あなたのYouTubeチャンネルの飛躍に協力できると嬉しいです。
【実例】YouTubeチャンネル登録者数1,000人を9本の動画で達成した秘訣を動画で解説
今回ご紹介するYouTubeチャンネルのスペック
まずは、今回ご紹介するYouTubeチャンネルのスペックをご紹介したいと思います。
チャンネルのテーマは、スポーツ系(エンタメ系)になります。
僕は普段、YouTubeで集客するなどのビジネス系のコンサルが多いのですが、YouTubeは暇つぶしに見ていることが多いので、エンタメ系の方がチャンネル登録者数を伸ばしやすい傾向にあります。
5ヶ月くらい運営していえるチャンネルで、1,000人を超えたのは少し時間がかかったかなと思います。
この記事を書く少し前に1,000人を超えたばかりのため、現在審査を出していて、これから収益化していくチャンネルになります。
総動画本数は9本になります。
実際のデータも見ていくと、
2021年4月末くらいから今まで仕込んでいた動画が跳ねて、一気にチャンネル登録者数が増えています。
一番伸びた動画のデータを見ると、”YouTubeらしい伸び方”をしていることもわかります。
動画をアップロードしてからしばらくは全然再生されていませんが、アップして2週間後くらいから一気に急上昇しています。
YouTubeは動画がいつ跳ねるのかわからないため、動画を上げてから2週間から3ヶ月は様子を見ておくのが重要です。
自分の動画が再生されないという方も、もう少し待ってみるのもいいと思います。
さて、5ヶ月で9本というマイペースな頻度で登録者数1,000人を達成したわけですが、今回はその要因を一つにフォーカスして深掘りしていきたいと思います。
少ない労力でチャンネル登録者数1,000人を超えるために意識していたこと
それは、
です。
しかもこれは、YouTubeを始めてからライバルチェックをするのではなく、YouTubeチャンネルを始める前からしっかりとやっておく必要があります。
YouTubeを始める人で、ほとんどの人がライバルリサーチを全くやっていません。
そのため、スタートラインの時点でライバルリサーチをしっかりとやっていくと、ライバルとの差を付けることができます。
今回ご紹介する事例の方にも、このライバルリサーチを1ヶ月ほど徹底的に続けてもらった経緯があります。
この攻め方ならいける、とリサーチをしたからこそ、これだけ少ない動画本数でも登録者数1,000人を達成できたわけです。
絶対に成功するビジネスの条件
ここで覚えておいて欲しいのが、絶対に成功するビジネスの条件です。
たくさんの人に求められているのに、それを提供しているライバルが少ない、ということですね。
この条件を満たした時点で、ビジネスが成功することが確約されたようなものなんですね。
例えば、日本の文化に興味ある国があって、寿司の文化を持っていたときにライバルがいなかったら、とても儲かるイメージが沸きますよね。
YouTubeも同じで、需要が高くてライバルが少ないジャンルを攻めていけば確実に成功することが可能です。
- お金系の発信
- VLOG
- 料理系
- メントスコーラ
など、需要が多いのはわかっているものでも供給が多いのは、当たれば大きいものの、なかなか厳しいというのが現状ですね。
需要が少なくてもライバルがいなければ、かなりニッチなところを攻めていけば個人がご飯を食べていくぐらいのお金を稼げる可能性はあります。
ライバルが多いけど需要が少ないもの、これは責めるべきではないです。
今回、僕らが狙っていったのは、「需要が多い × 供給が少ない」場所でした。
どのジャンルを責めるかで大荒の成果は決まっていきますので、このリサーチがとても重要になっていきます。
ライバルリサーチのフロー
ライバルリサーチは以下の3つのステップ。
- 大テーマの需要をリサーチ
- 大テーマ × ○○
- 表現方法の差別化
1. 大テーマの需要をリサーチ
あなたのやろうとしている大枠のテーマが、需要が多いのか?というのをリサーチする必要があります。
例えば、人気スポーツのサッカーや料理系など、需要が特大なので、広告収入だけで莫大な利益を得ることができるビッグなジャンルになります。
逆に僕がやっているYouTubeノウハウやブログノウハウなどは、ニッチなジャンルになるので、需要は少ないんですね。
YouTubeノウハウであれば、YouTubeマスターDさんのチャンネル登録者数7万人が上限になってきます。
この辺りは、YouTube発信だけではなく、ノウハウをnoteで売ったり、コンサルを売ったりするという合わせ技をするといいです。
需要の大きさによって、どこで収益化していくのか?が決まるということですね。
エンタメ系なのであれば、需要が特大なジャンルをリサーチすることが大事になっていきます。
2. 大テーマ×○○
大枠のテーマが例えば「サッカー」だった場合、それだけだとかなり広くなってしまいます。
そのため、大枠のテーマの中でもどんなジャンルにしていくのかを決めていきます。
サッカーの
・スーパープレイ
・選手の…
・練習方法
など、どんどん具体的にしていって、サッカーという大枠の中でもしっかりとテーマを絞っていきます。
しっかりターゲットを絞り込むことで、自分のチャンネルのファンになってくれる人が増えていくんですね。
そして、更にのようにもっと具体的に絞っていくといいです。
また、この具体的にしたジャンルに、強いライバルがいるのかどうかもしっかりと考えていく必要があります。
どのくらい再生回数が稼げているか、ライバルに勝てる要素はあるのかをしっかりとリサーチしていきましょう。
3. 表現方法の差別化
完全にライバルレスの場所を見つけるのはなかなか難しいところです。
そのため、ある程度ライバルが少ないジャンルを探すことができれば、次に表現方法の差別化に移っていきます。
ライバルの表現方法として、
顔出ししてる人がいたり、Vyondを使った動画編集だったり、VTR風だったり、いろいろな表現方法があると思います。
その中でも、漫画風の表現をしている人がいないとなれば、漫画風にしていく。
ここまで絞り込んでいくと、独自性の高いチャンネルが出来上がっていくんですね。
今回のチャンネルも、ここまで落とし込んでYouTubeチャンネルを開始しました。
大テーマ→小テーマ→表現方法の差別化
と、どんどん絞り込んでいった結果、9本という動画本数でもしっかりと差別化できたことによってきちんとチャンネル登録者数を増やすことができた形になります。
ポジションの空きを探すのはビジネスの基本
今までの流れを見ると、かなり難しいと思われる方もいると思いますが、これはビジネスの基本だったりします。
少ない労力で成功したいときにやることは、
・ポジションの空きを探す
・勝てるポジションを模索すること
これは、合コンも一緒です。
ライバルに、イケメンがいてお金持ちがいる状況で、どうやったら自分をアピールできるだろうと考えますよね。
面白さ、気遣いなどでアピールするなど、勝てるポジションを模索すると思います。
他にも、ライバルのパン屋さんがある中でとりあえずパン屋をオープンしても、失敗していまいます。
ですが、同じ切り口でも、「フランスでNo.1になったメロンパンを作った経歴」など、あなたが勝てるものがあれば食いにかかることができますよね。
また、逆に「最高級のクリームパンが食べれるお店」とずらすことも有効です。
こういった形で、あらゆる面でライバル達との差別化を図ることが大事になっていきます。
YouTubeも一緒で、サムネイル画像に力を入れたり、ターゲットの年代をずらしたち、ライバルと少しでも差別化することが大事です。
今すでにYouTubeチャンネルを運営している方でも、今一度ライバルリサーチをしてみて、ほんの少しでもいいので差別化できる要素を探してみましょう。
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