「YouTubeアナリティクスって、どうやって見ればいいかわからない…」
「アナリティクスの分析とかってなんだか難しそう」
「インプレッションとかトラフィックとか、難しい用語が多すぎてよくわからない…」
YouTubeアナリティクスを見ても、難しい用語ばかりで並んでいて、何が重要なのか分かりづらいですよね。
僕もYouTubeを始めた時は、見方が分からず苦労したことがありました。
しかし、そんな僕でも現在はYouTube歴も5年が経ち、今では3万人の登録者で年商5,000万円を超える事業を持てるようになりました。
そんな僕がYouTubeアナリティクスを見てきた中で、5つのポイントだけ見ておけば十分だと確信しています。
そこで今回は、初心者向けに「YouTubeアナリティクス・見るべき5つのポイント」をご紹介したいと思います。
この5つのポイントを押さえたクライアントさんは、1年でチャンネル登録者数が2万人伸びました。
もちろん、YouTubeアナリティクスが全てというわけではありませんが、アナリティクスを分析して改善を繰り返す、それが最終的に大きな差になっていきます。
今回は、この5つのポイントに加え、
- アナリティクスの見方
- 用語の意味
- 数値の基準
実際に僕が運営しているチャンネルを見せながら分かりやすく説明していきたいと思います。
この記事を読めば、YouTubeアナリティクスの見方が分かり、チャンネル登録者数を伸ばしていくことができますので、最後まで読んでみてくださいね。
【この記事を書いた人】
You Tubeマーケッター・オサム
起業家・フリーランス向けにYou Tubeの活用術を発信している。
2016年からYou Tubeを始め広告収入で月49万円、毎月500万円の売上を出すYou Tuberのプロデュース業など数多くのチャンネル運営に携わってきた。
小さなチャンネルでも売上を10倍にするSmall You Tube Marketingの創設者でもある。
【初心者必見】YouTubeアナリティクス5つの用語を覚えて登録者を増やそう!を動画で解説!
YouTubeアナリティクス・見るべき5つのポイント
YouTubeアナリティクスで見るべき5つのポイント
- 視聴回数
- 視聴維持率
- チャンネル登録者
- インプレッションクリック率
- トラフィックソース
これらを、実際の画面を見ながら説明していきます。
今回ご紹介するのは、僕が以前やっていたビジネス系のYouTubeチャンネルですが、チャンネル登録者数は、2,700人ほどいます。
まずは、YouTube Studioの画面を開き、「コンテンツ」をクリック。
すると、今までアップした動画の一覧が出てきます。
1. 視聴回数
まずは、視聴回数を見ていきます。
右側の「視聴回数」をクリックすると、視聴回数が多い順に並び変えることができます。
基本的に視聴回数が多いものの要因を探って、次回の動画に反映させていく、という流れになります。
ここは誰でも見るような部分ではありますが、これからさらに奥深く重要な項目をお伝えしていきたいと思います。
2. 視聴維持率
次は、視聴維持率を見ていきます。
動画の「アナリティクス」をクリックします。
ここで、その動画の詳細を見ることができます。
視聴維持率は、この画面をスクロールしたところにあります。
視聴維持率というのは、視聴者があなたの動画をどれくらい見ているか?というのを数字化したもの。
例えば、10分の動画を視聴者全員が10分見たのであれば、平均再生率100%になります。
ただ、そんなことはなく、5秒で離脱する人もいれば5分で離脱する人もいて、それを平均してパーセンテージ化したものが平均再生率になります。
この値が良ければいいほど、長く見られている優秀なクリエイターとしてYouTubeに貢献してくれていると判断されます。
そうすると、オススメ欄や関連動画に載っていくというアルゴリズムが組まれているんですね。
YouTubeもビジネスでやっているので、いかにYouTubeというプラットホームにユーザーを囲えるかを考えています。
今はTikTokやInstagramなど、ライバルはたくさんいますので、それらに負けないような動画クリエイターを探しているわけなんですね。
数値の基準
視聴維持率の基準は、
40%程度以下であれば、何か改善点がないかを考えていきましょう。
逆に40%以上であれば、その構成や撮り方を今後も続けていけば大丈夫です。
ちなみに僕のこの動画は18分の動画で平均再生率45.9%なので、かなり優秀な動画になっています。
もちろん視聴率30%程度の動画もありますし、その場合はどう改善していくかなど、考える指標になっていきます。
ただ、ある程度データがないときちんとした数値は取れないため、100~200くらい再生された動画であればこの値を見てみるといいでしょう。
3. チャンネル登録者
次の見るポイントは、チャンネル登録者というです。
先ほどの画面の上の方に「チャンネル登録者」があります。
これは、その動画が公開されて、どのくらいチャンネル登録者が増えたかを表しています。
この動画の場合、視聴回数7,300回に対して、322人がチャンネル登録してくれています。
これはざっくり計算して、100人のうち4人が登録した(チャンネル登録率4%)という計算になります。
流石に4%は出来過ぎではありますが、1%程度あれば、チャンネル登録したくなる動画と見なしていいでしょう。
数値の基準
チャンネル登録者の基準は、
この数値は、動画によって本当に変わります。
僕の共同で運営しているチャンネルでも、同じような視聴回数で登録率がかなり変わるものがあります。
上の動画は、視聴回数20万回に対し、登録者は815人。登録率は0.4%。
下の動画は、視聴回数19.8万回に対し、登録者は3,497人。登録率は1.7%。
同じような視聴回数なのに、登録者は4倍以上の開きがあります。
このように動画をつぶさに見ていくことで、チャンネル登録者が伸びる要素を洗い出すことができ、次の動画に生かしていくことができるでしょう。
4. インプレッションクリック率
続いて、インプレッションクリック率です。
YouTube Studioの「アナリティクス」→「リーチ」をクリック。
この動画では、オススメ動画などに7.7万回表示され、そのうちの6.3%がクリックしたということになります。
この数値が何を示しているかというと、サムネイル画像とタイトルがいかに魅力的でクリックしたくなるか?という指標になっていきます。
ここの数値が高いほど、世の中に求められている動画だということでYouTube側も高く評価してくれます。
そうすることで、さらにオススメ動画に載っていき、チャンネル登録者数がどんどん増えるようになっていきます。
数値の基準
インプレッションクリック率の基準は、
この基準の根拠としては、1年間で2万人以上増えたチャンネルを見てみると、ほぼ4%は割ることがない状況です。
これらをみると、4%程度であってもチャンネル登録者数も伸びていくでしょうし、さらに5%に届けばさらにいい状況になっていくでしょう。
逆に3%程度であれば、タイトルやサムネイルを見直す必要があると言えるでしょう。
5. トラフィックソース
続いて、トラフィックソースです。
先ほどのインプレッションクリック率の下にあります。
これは、その動画を見てくれた人がどこから来てくれたかを示す指標になります。
今まで見てきた数値(視聴維持率などの基準値)は、YouTube内の流入を前提にしており、「外部」からの流入が多いと純粋なYouTubeデータの分析がなかなか難しくなっていきます。
そのため、「外部」の割合を見て、その比率が高くないかをチェックしましょう。
その上で、今までの数値を確認して、チャンネル登録者数を伸ばす動画を作る参考にしていくといいでしょう。
初期は数値よりも継続が大事
今回は、YouTubeアナリティクスの見方を紹介しました。
ただ、YouTubeを始めたばかりは、アナリティクスのデータが正規の数値に落ち着かないことは往々にしてあります。
ある程度YouTubeの活動をしていきながら、ちょっとずつファンが増えることで、視聴維持率も上がっていきます。
そのため、まずは半年は継続してみて、自分の値がどのように変化していくかを見ていくのも楽しいかもしれません。
YouTubeアナリティクスの分析は大事ですが、まずはクオリティの高い動画、需要のあるネタを投稿していくといいでしょう。
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