「誹謗中傷が怖いからYouTubeのコメント欄を非表示にしたい…」
「悪意のあるコメントによってチャンネルの評判を下げたくない…」
YouTubeチャンネルを運営していると、悩まされるのがコメント欄の表示・非表示問題。
心ないコメントが付くと単純に悲しいですし、チャンネルに悪影響なのではないか?と考えてしまいますね。
実際にYouTubeで動画を見ていると、アンチコメントを書き込んでいる人を見かけますし、コメント欄を非表示にしたい気持ちは僕もよくわかります。
僕は普段、数多くのYouTuberさんをプロデュースしていますが、それでも皆さんには「YouTubeのコメント欄は必ず”表示”させてください」とお伝えしています。
それは、コメント欄はYouTube側の評価の一つと言われているから。
実際に僕がプロデュースする中で、再生回数が100万回を超えた動画の共通点に
コメント欄が盛り上がっていた
ということがあるんです。
「なるほど、、それでもやっぱりアンチコメントが怖い…」
という方もいるかと思いますので、
- YouTubeのコメント欄を”表示”にしておく理由
- 特定のユーザーを個別にブロックする方法
2021年最新の情報で、現役でYouTubeマーケティングを研究している僕からお伝えします。
【記事を書いた人】
You Tubeマーケッター・オサム
起業家・フリーランス向けにYou Tubeの活用術を発信している。
2016年からYou Tubeを始め広告収入で月49万円、毎月500万円の売上を出すYou Tuberのプロデュース業など数多くのチャンネル運営に携わってきた。
小さなチャンネルでも売上を10倍にするSmall You Tube Marketingの創設者でもある。
YouTubeのコメント欄を非表示にしておくのは損してる?
YouTubeのコメント欄は、表示させておく方が絶対にいいです。
それは、非表示にするメリットより、表示にしておくメリットの方が断然多いからです。
コメント欄を非表示にするのは、アンチコメントが投稿されないということが最大のメリットです。
一方、コメント欄を表示しておくメリットは、応援コメントがもらえたり、次回の動画の参考になるような意見がもらえたりと、チャンネル運営では欠かせないものばかり。
そして、表示にしておく最大のメリットとして、”YouTubeに評価される”という面があります。
YouTube側から見ても、「たくさんのコメントが寄せられる動画は人気の動画」と認識される傾向にあり、一つの評価項目でもあるんです。
実際、YouTube側もコメント欄を強化しており、2020年にはコメント欄を画面の下から上に移動させています。
YouTubeもビジネスでやっているので、いかにYouTubeというプラットホームにユーザーを囲えるかを考えています。
コメント欄によって、クリエイターとファンが近い距離で交流できるようにする。
結果的に、YouTube内で盛り上がり、そこに留まらせることができる。
そのような構図ができているんですね。
先ほどもお伝えした通り、再生回数の多い動画の特徴として、コメント欄が盛り上がっていたということが挙げられますし、
「コメント欄が盛り上がることによって、動画の良し悪しが決まる」と言っても過言ではありません。
コメント欄を非表示にしている方は、この機会に是非、公開するようにしていきましょう。
アンチコメントに対する心構え
コメント欄が、YouTube側からの評価に繋がると分かっていも、やはり誹謗中傷などのアンチコメントは怖いですよね。
しかし、そもそもアンチコメント自体そこまであるものでもありません。
発信内容にもよりますが、ビジネス系の発信の場合、視聴者にとってタメになる内容を発信しています。
炎上するような要素もなく、質問や応援コメントが多い印象です。
また、登録者数が増えれば増えるほど、アンチコメントの確率が増えるわけですが、
「人気だからこそアンチコメントが来る」
とも考えられます。
「アンチコメントが来ないような投稿をしていこう」と意気込んでも、それはなかなか非現実的。
どんなに人気な芸能人でも絶対にアンチがいるもので、”みんなに愛される人”は世の中にいないですよね。
アンチコメント一つ一つに目を向けすぎると、気持ちが落ち込んでしまい、モチベーションも下がってしまいます。
そのため、アンチコメントは気にしないことが大事になっていきます。
それでも、誹謗中傷や特定のユーザーからしつこく評判を下げるようなコメントが投稿される場合があります。
そんな時は、特定のユーザーをブロックしたり、個別にコメントをブロックすることも可能なので、実際のやり方をご紹介していきます。
YouTubeのコメント欄で特定のユーザーを個別にブロックする方法!
YouTubeのコメント欄のブロック方法は、以下の4つの方法があります。
その時の状況に応じて、対策していきましょう。
- 不適切な可能性があるコメントを保留する
- コメントを個別に削除する
- 特定のユーザーをブロックする
- ブロックする単語のリストを作成する
1. 不適切な可能性があるコメントを保留する
チャンネル単位で、「不適切な可能性があるコメント」を保留しておくことが可能です。
YouTubeStudioの左側「設定」→コミュニティ→デフォルト
新しい動画へのコメントで、「不適切な可能性があるコメントを保留して確認する」を選択し、右下「保存」をクリック。
設定後は、その後追加するすべての動画に適用されます。
また、動画ごとに個別に設定することも可能です。
以前アップロードした動画のコメント欄の表示を変更する場合は、
同じく設定の「アップロード動画のデフォルト設定」→詳細設定
からコメントの設定をします。
2. コメントを個別に削除する
コメントごとに個別で削除することも可能です。
削除したいコメントの「︙」→「削除」をクリックで削除できます。
また、その下の「報告」をクリックした場合、報告した側のユーザーの画面では、一時的にコメントが非表示となります。
その後、コメントが YouTube のコミュニティ ガイドラインに違反している場合は削除されます。
削除されるまでは、他のユーザーには通常通り表示されている状態となります。
3. 特定のユーザーをブロックする
特定のユーザーをブロックすることも可能です。
ブロックすると、ブロックされた相手は今までと同様にコメントを投稿することが可能で、そのユーザーには自分のコメントが表示されている状態です。
ですが、チャンネル運営者やその他のユーザーにはそのコメントが表示されることはありません。
また、ブロックしたことはそのユーザーに通知されることはありません。
ブロック方法は、2種類あります。
コメント欄からユーザーをブロックする
ブロックしたいユーザーのコメント「︙」→「ユーザーをチャンネルに表示しない」をクリック。
これで、ブロックは完了です。
ブロックしたいユーザーのチャンネルページからブロックする
ブロックしたいユーザーのチャンネルページにいきます。
「概要」→旗マークをクリック→「ユーザーをブロック」をクリック。
これでブロックは完了です。
4. ブロックする単語のリストを作成する
予めブロックしたい単語を登録しておくことも可能です。
YouTubeStudioの左側「設定」→コミュニティ
「ブロックする単語」にコメント欄に表示したくない単語やフレーズを入力し、「保存」をクリック。
これで、ブロックされた単語が入っているコメントをした場合、コメントは公開されず、確認のために保留になります。
アンチコメントは圧倒的少数派
今回は、YouTubeのコメント欄の表示・非表示に関して、アンチコメントのブロック方法についてご紹介しました。
アンチコメントが投稿されると、とても嫌な気持ちになってしまいますね。
しかし、「サイレント・マジョリティ」「ノイジー・マイノリティ」という言葉があるように、アンチコメントは目立つものの少数派。
あなたを静かに応援している人々が圧倒的に多数派なんです。
そのことを念頭に、アンチコメント一つ一つを気にせずにチャンネル運営をしていきましょう。
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