今回は、【実例紹介】ということで、
「2ヶ月で登録者数1,000人を超えたYouTubeチャンネル」で意識していた3つのポイント
をご紹介したいと思います。
僕は普段、起業家さんやYouTuberのプロデュースだったり、コンサルティングをしています。
その中でも今回紹介するのは、僕が共同で運営しているチャンネルの実例となります。
この”2ヶ月で1,000人”という数字に、「早いのか遅いのかわからない」という疑問を抱かれる方もいるかもしれません。
ですが、これはかなり早い方だと思います。
そもそも、チャンネル登録者数1,000人を超えるのは全体の15%程度と言われており、そのスピードも普通でも半年、人によっては1年かかることもあります。
そのため、今回の”2ヶ月で1,000人”という数字は珍しい事例だと思いますし、そうなるようにしっかりと意識したポイントが3つあります。
そこで今回は、
- 動画本数
- 投稿頻度
- どんな内容なのか
実際の具体的なデータをお見せしつつポイントをご紹介したいと思います。
とても面白い内容になっていると思いますので、最後まで読んでみてくださいね。
【この記事を書いた人】
You Tubeマーケッター・オサム
起業家・フリーランス向けにYou Tubeの活用術を発信している。
2016年からYou Tubeを始め広告収入で月49万円、毎月500万円の売上を出すYou Tuberのプロデュース業など数多くのチャンネル運営に携わってきた。
小さなチャンネルでも売上を10倍にするSmall You Tube Marketingの創設者でもある。
今回ご紹介するYouTubeチャンネルのスペック
まずは、今回ご紹介するYouTubeチャンネルのスペックをご紹介したいと思います。
テーマは恋愛系ということで、内容については、好きな人を口説くとか、好きな人を落とす、というような内容になっています。
恋愛系の悩みは需要が強いため、こういったジャンル選定をしている、というのもあります。
2021年5月現在で運営歴は1年半で、登録者数は3万3,000人ほどあります。
YouTubeからの収益は、7桁の金額で安定しており、月によっては四捨五入すると1,000万円になるほどの売り上げになっています。
そして1年半の運営の中で、総動画本数は67本しか上げていません。
YouTubeをやっている人が見ればわかると思いますが、この運営歴で67本というのはかなり少ないです。
このように、少ない労力で、大きな収益やチャンネル登録者数を伸ばしているのが分かりますね。
生データ:チャンネル登録者数1,000人を超えるまで
2019年8月29日にスタートし、2019年11月6日頃に1,000人を超えました。
動画本数としては、16本でした。
ちなみに、最初の1ヶ月間は★の付いている3回しか動画をアップしておらず、ほとんど登録者数も増えていません。
そのため、その後の1ヶ月間で1,000人を超えたような形です。
この時は、週に2回から、多い時で3回ほど動画をアップしていました。
この時意識していたのは、後ほどお伝えする「3つのポイントを徹底すること」でした。
生データ:チャンネル登録者数5,000人を超えるまで
さらに、その後もどんどん登録者数が伸びていき、1,000人到達した3週間後に5,000人(3週間で4,000人増)になりました。
その間、ゴリゴリ動画を上げて行ったわけではなく、動画は4本しか上げていません。
こんなに急激に成長していったのも、「1,000人に到達するまでに僕らがやってきたことが生きた」ということが言えると思います。
今回は、このチャンネルの初期の段階、0→1,000へのルートをお伝えしていきたいと思います。
2ヶ月で登録者数0→1,000人のYouTubeチャンネルで意識していた3つのポイント
およそ2ヶ月で登録者数が1,000人を超えたYouTubeチャンネルで意識していた秘訣、それはズバリ以下の3つのポイントです!
- Twitterへの拡散
- 実演動画を上げていた
- 週2〜3回の投稿頻度
これを見て、「当たり前じゃん」と思われた方もいるかもしれませんが、それぞれのポイントもありますので、しっかり読んでみてください。
1. Twitterへの拡散
初期段階のYouTubeは、まだ”赤ちゃん”状態のため、誰も自身の動画に行き着くことはありません。
もちろん、関連動画に載ったり、オススメ動画に載ることはありませんので、再生回数も伸びないですよね。
そんな時に、まずは「SNSで認知させよう」と誰しもが思いつくのではないでしょうか?
ですが、誰かもわからない動画をみんなが拡散してくれるか?というと、それはかなり難しいと言えるでしょう。
では、なぜこのチャンネルでTwitter拡散が効果を発揮したのか。
それは、僕らもある程度戦略を練って挑んでいたからでした。
同業者と仲良くせよ
共同で運営している恋愛系の配信者の方なのですが、当時のTwitter状況は以下の通りでした。
- 配信者は3年くらいTwitter活動
- 同業者との関係性を良好に保っていた
- 同業仲間に拡散依頼をしていた
3年間程度、Twitterで恋愛系のノウハウについて発信していました。
さらに、その周りには同業者がいて、同じ恋愛系の発信をする人と飲んだり、ときには発信者の手伝いをしたりと、常に周りの同業者に”ギブ”をしていました。
3年間、横の繋がりを大事にし、同業者と良好な関係を築いていたんですね。
そのため、いざ自分がYouTube発信を開始すると、同業者が快く拡散してくれました。
もちろん、その度に個別メッセージをするなどの努力は必要ですが、今まで”ギブ”をしていた分”ギブ”が返ってきた、というわけです。
ビジネスをする上で、同業者との関係はとても大事な要素です。
オンラインビジネスをやっている人に陥りがちな罠
オンラインビジネスをされている人にとっては、パソコン1台あれば、正直1人で完結できますよね。
そうなると、独りよがりになってしまって、発信も上手くいかないかもしれません。
ですが、もし横の繋がりを持っておけば、それが初期ブーストの決め手になっていきます。
もしこれから、あなたがYouTubeで発信していくという時には同業者を見つけて、仲良くなっておくのがいいでしょう。
2. 実演動画を上げていった
ここは、テクニカルな部分になります。
実演動画とは、「あなたの発信する分野で何か実演を魅せる動画」のこと。
<実演動画の事例>
動画編集やブログを売りにしている方は、実際に編集したり書いたりしている手元を写してあげるなど、自身の発信している内容で、実際に手を動かしている様子を動画にする、ということです。
こういった実演動画をアップすることで再生回数も増えやすいですし、チャンネル登録者数も伸びやすいです。
「なぜこんな風に増えるか?」というと、メリットがとても多いからです。
例えば、あなたがブログで稼ぐ系の発信をしているのであれば、実際にブログを書いているところを見せることで、視聴者は「こんなにスラスラ書けるんだ…!」とあなたの実力を感じることができます。
逆にノウハウ系の動画については、今はネットに情報がたくさん落ちていますし、それをコピペすることも可能です。
そのため、本当に実力のある人なのかはわかりませんよね。
実演することによってまごうことなき実力を示すことができ、視聴者からの信頼感を獲得することができるのです。
また、シンプルに視聴者は具体的な内容を知りたいというニーズがありますので、実演によってそれに応えることができます。
さらに、細かくポイントを説明する実演動画になっていけば、必然と視聴時間は長くなります。
視聴時間が長くなるほど、YouTubeのオススメ欄にも載ってきやすい傾向にあります。
このように、実演動画はかなりメリットが多いことがわかっていただけたと思います。
一方、デメリットとしてあげるのであれば、「本物じゃないと実力がバレてしまう」ということ。
これは、メリットでありデメリットでもありますが、実演を通して「大したことないじゃん」と思われてしまうと、あなたのブランディングが崩壊してしまう可能性もあるわけです。
ですが、そこはあなたの得意な分野・実力のある分野で発信していると思いますので、大丈夫だと思います!
僕らの運営していたYouTubeチャンネルでは、男女の実際のトーク内容を実演動画としてアップし、
「この人本当にすごいな…」と実力を見せつけたことで、ファン化していったということがあります。
実際に実演動画は5本ありますが、全て10万回再生は超えていますし、中には100万回再生されたものもあります。
また、純粋にノウハウ系より実演動画の方が面白いので、同業者に拡散してもらいやすいという傾向もあります。
僕は動画を以下の3種類に分類しています。
- 実演動画
- ノウハウ動画
- きっかけ動画
「きっかけ動画」というのは、YouTubeマスターDさんが言っていましたが、「YouTubeチャンネル」の初期設定について」など、自分を知ってくれるきっかけとなる動画のこと。
3. 週2~3回の動画投稿頻度
週2〜3回の動画投稿頻度について、
「いや、少ないでしょ?」
「毎日投稿じゃないの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、これでも意外と大変です。
YouTubeを運営されたことがある方ならわかるかもしれませんが、週2〜3回投稿でも結構スケジュールはカツカツなんですよね。
また、毎日投稿することで、一つ一つのクオリティが下がるのもよろしくない話です。
そのため、僕らは週2〜3回の投稿頻度にしていました。
ただ、この投稿頻度にしていた最大の理由は、ライバルの状況でした。
実際に、その当時、同じくらいのステージ感のライバルチャンネルがありましたが、週2〜3回ほどの投稿頻度でした。
動画の質を下げないということもテーマでしたので、少なくともそのライバルに食らいつくくらいの頻度で投稿していった形になります。
投稿頻度もチャンネル登録者数が伸びていく要素にはなりますので、ライバルチャンネルが週1回の投稿であれば、あなたは週2回の投稿にする。
その差がチャンネル登録者数の伸びに直結していきます。
もちろん、質と量の問題がありますので、バランスは大事ですが、
「ライバルチャンネルより何か強いポイントを作る」
ということが重要になっていきます。
しっかりとライバルを意識して、事前に投稿頻度を決めておくのがいいでしょう。
まずは継続することが大事
今回は、2ヶ月でYouTubeチャンネル登録者数1,000人への3つの秘訣をご紹介しました。
ですが実際のところ、僕は、2ヶ月で1,000人行かなくても別にいいと思っています。
それよりも、しっかりと濃いファンを作って、継続していくことの方が大事なんです。
しかも、YouTubeというのは、自然に任せていけば、2週間〜3ヶ月くらいでその動画が伸びていくというのもあります。
早くYouTubeを伸ばそう!というよりは、自分の強みはなんだろう?としっかりと考えること。
そして淡々と継続していくことが、YouTubeで勝つための近道になっていくでしょう。
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